ちょっと分かりにくいタイトルですが、今回の「あなたのため」は
「きっと言ってあげたらその人のためになること」という善意のアドアイスのこととしてブログを書いていきます。
この類のアドバイスははっきりいって余計なお世話ともいいます。
よほどでないと言う事はありません。
私はごく限られた大事な人にだけこういうことは言ったことがあります。
言うことによってその人がもっと良い人生を送れたらいいなと思うからです。
なので、私も言われた場合は、言ってもらったことに感謝して改めるように努力します。
ま、あまり面白いことではないですが(笑)
私は勤めていた職場がとことん合わなくて、辞めるときは挨拶すらせず、ある日来なくなるという社会人としてどうなのそれ?という対応をしたことが2回あります。
そのときもあれもこれも言ってやって辞めてやろうと思うのですが(この場合罵詈雑言)もし、私が言ったことで改心なんてしちゃって、この人の人生が良くなったら嫌だと思って、何も言わずに辞めます。
性格悪いでしょうか?(笑)
そうかもしれません。
それでもそこまで多人数で追い詰めるほうが悪いとも思うので、まあ同じレベルだったということで。
さて、最近はある程度お世話になった人と関係が微妙になり、お別れをすることになりました。
まあ、お世話になったし、今後の役に立てばと思って最初は「あなたのため」を言おうかと思っていました。
でも、やっぱり思いとどまりました。
なぜかというと、私が言いたいことくらい、既にもっと身近な人が言っているんです。
それでも、そのアドバイスを聞いてない、あるいは実行していないから今のこの人がいるんだと。
今更、私がアドバイスをしたところで最後まで嫌なやつだと思われるくらいだと気が付いたのです。
今までの集大成が今のその人なのです。
もっともっと仲の良い人や身内が言わないのに、あるいは言っているのに変わらないんです。
それを私が言ったくらいで変わるわけもないし、有難いと思ってもらえるわけでもないと気が付きました。
今までも喉元まででかかって言わなかったのは正しかったと気が付きました。
今後は「あなたのため」と思ってアドバイスすることは基本的にしないでおこうと改めて思ったのです。
年齢を重ねるごとにようやく分かることが私には多いのです。
なので絶対に若い頃に戻りたいとも若い方がいいとも全く思わないんです。
あんな恥ずかしい自分に戻りたいのか?と思うわけです。
若い頃がよかったという方は若い頃から人間ができた人なんだろうな~などと羨ましく思うのです。